日本では新車が6割、中古車が4割という割合ですが、欧米では中古車のほうが主流となっているようです。経済的な理由が最も大きいわけですが、実はそれだけでなく、新車にはない魅力が中古車にはいろいろあるのです。その一つが、すでに販売されなくなった旧型のクルマが売られていることです。新型のほうが性能が良いし、魅力的な要素が多いのは確かですが、旧型に思い入れがあるという場合も意外とあるものです。
国産車で今でも高い人気があるクルマを一台をあげると、トヨタが1983年から1987年まで製造販売していた86型カローラレビン/スプリンタートレノがあります。コンパクトなFRスポーツカーとして絶大なる人気を誇りました。その後モデルチェンジした後は、FFに変わってしまったことから、最後のFRスポーツカーとして86型レビン/トレノは中古車になっても高値で売買されていました。このように古いクルマを今でも乗り継ぐことができるのも中古車ならではの魅力です。
ところで、このような古いクルマは台数が少ないので、なかなか探し出すのが難しいと思うかもしれません。しかし、インターネットを使えば簡単に探し出すことができます。全国の販売店から探し出すことができるのは、インターネットならではの魅力で、少しまでまでは考えられないことでした。欲しいクルマの車名で検索すれば瞬時に探し出すことができ、遠方の販売店であっても、陸送が可能な販売店が多いので購入が可能なのです。