広告をうつ場合に、ある地域の人向けに行うものの中で大変効率がよいのがイベント車両を走らせることです。他の広告媒体に比べてイベント車両が優れているのは、広告をしたい地域が決まっている場合にはそこに何度も走らせることで確実に目に触れる機会を増やせる点です。例えばテレビやラジオ広告の場合には、狙った地域以外にも広告が届いてしまいますし、逆に見て欲しい人でもその時間帯にチャンネルを回してくれているかどうかは分かりません。新聞や雑誌での広告も同様に、読者層が絞られてしまうため、地域性を考えるとやや弱い部分があるのです。
このようにイベント車両は使い方によっては強力な広告媒体なのですが、問題は費用でなかなか手が出ないと思われてはいないでしょうか。確かに塗装を行ってイベント車両を作るのであればかなりの金額を覚悟しないといけないでしょう。しかしラッピングを利用すれば、それほどの費用を考えなくても可能なのです。ラッピングには脱着が簡単という大きな利点があります。
塗装の場合は一発勝負なところがあり、技術的に優れた塗装のプロに依頼しないといけませんが、ラッピングの場合には、貼り付け技術はいるものの、デザインに関しては事前にフィルムに印刷しておけるので、より安定した仕上がりが期待出来るのです。それにラッピングのためのフィルムは市販もされているので、DIY感覚で自分でラッピングをする事すら可能なのです。もし失敗してもやり直しが何度でも効くというのも優れている点です。